小さい気持ち

文字にできる喜び

くしゃくしゃの人生。

1人になって、自分の人生を噛みしめる。 神様になりたいな。 競争から外れても、生きているよ。 上手く行かなくても生きているよ。 ごめんね、生きているよ。

欲しいもの。

儚さ、白さ、明るさ、尊さ、消えてしまう美しさ。 黒くて長い髪。 白いワンピース。 儚さの塊。 透き通る声。 ほら、こっちへ来て。 あなたと一緒なら僕は主人公になれる。 一冊の本の物語を美しく飾りたい。

行きたくない。

いってきます。と私は母の目を一瞬みて乱雑にドアノブを押して外へ出た。 すべてが息苦しい。 鉛のように重たい鞄が肩にのしかかる。 着たくもない汚い制服と剥がれた靴。 それでも私は向かいたくない目的地に足を動かしている。 耳から流れ込むお気に入りの…

無気力な部屋

今週のお題「わたしの部屋」 僕はずっと四角い箱の中。 太陽の光を浴びてみたい。 作られた人工物の中にいるとき、僕は生きているのか死んでいるのか分からなくなる。 神様にでもなって四角い電子板からこの世を見ようとした。 どうやら大変そう。 僕は神様…

難聴。

少しずつ世界から切り離されていく感覚は。 なんだか海に溺れていくよう。 昨日まではもう少し聞こえていたのに。 安心がなくなっていく。 耳の違和感は強くなって。 私の音を奪ってしまう。 お願いだから奪わないで。 不安感が増す。 もうあの世界には戻れ…

新しい春

新しいことをするときってなんでこんなにキラキラするんだろう まだなにもしてないのに 考えるだけで周りがキラキラしてみえる。 私ね、世界がキラキラしてみえることがあるの。 全てが生き生きとしていて軽い。

運命の日。

今週のお題「ホワイトデー」 甘いものって魔法の薬。 ひと口食べればその人の虜。 たくさんの魔女が甘い薬を持って子犬を誘き寄せる。 子犬たちは何を夢見ているのかしら。 すべての代償はあなたの心。 運命の日を楽しみにしています。

卒業式だって。

今週のお題「卒業」 卒業式での3年生はあんなに大人っぽくみえたのに。 僕はそんな素敵な人達になれませんでした。 涙の感動も心の中からの嬉しさの笑顔も出てきませんでした。 3年間の現実だったものが思い出としてまるく収まるとき。 その瞬間はキラキラし…

何も知らない

何も知らない子の想像された世界。 何も知らない子はいつも一生懸命。 何も知らない子は一点しか見えていない。 何も知らない子は不満で。 何も知らない子は今の状況に満足しない。 何も知らない子はどうにもならない事を知らない。 知らない子でいるのが怖…

別れ際の愛

あなたとは合わないからお友達をやめて。 そう言われても僕は友達で居続けたいと伝えた。 これだけの理解者を僕は今後見つけられるのであろうか。 僕はせっかくの友達を見放すことなんてできない。 その気持ちが愛だったのではないか。 どれだけ相手から離れ…

なれなかった人生

何でもできるわけじゃないと知った高校生は絶望した。人生は自分が主人公?上手くいかない。 自分の努力に見合わない。 小説や漫画の世界のように感動のラストは…。 主人公だと思っていた自分は何でもできる、天才である、他の人とは少し違って能力が秀でて…

狂った愛

そんなことない、そんなことない、そんなことない。 私は離れて行こうとする友達だった人を必死に手を掴もうとしている。 私の何がいけなかった?どんなところが嫌だった?と聞いても私に貴方にはつり合わないとしか言わなかった。なぜ、なぜなんだ。 私の頭…

落ちていくところまで落ちてもいい

想像に耽るとき頭の中は水中に沈むかのように思うままに下へ下へと進んでいく。 死体の如く上手く沈むには限界のない海に一人で身を投げればいい。 お月さまに見られながらやっぱり貴方はここへ来るのねと言いそうになるばかりの真っ直ぐな光は私を照らす。…

朝のポニーテール

ポニーテールが上手にできない なんでなんで 時間はもう迫っている どうしても納得できない なぜなぜ 変だ変だ もうやだやだ もう一回、もう一回 涙がでてきた もう鏡なんか見たくない こんな醜い姿で髪を結ぶものか ポニーテールが上手にできない

ちいさないのち

小さくてちいさな羽を一生懸命動かして必死に生きようとしていた。 もう救えない。 小さな命はもうどこにも行きようがないのだ。 助けることも潰すこともできない。 ただ目を背けることしかできない。 ちいさなとりの形をしたうごめいている物体は。 妙に命…

黒い歌を歌う姫

周りの人は日常に励んでいるのにあなたは口から歌うように見えない人への愚かな言葉をならべている。 あなたの立場をもう一度考えなさい。 見下してばかりでは上はみえないに決まってるよね。 今とってもしんどくて辛い時期だね。真っ黒な言葉に好かれてしま…

空高く飛び込め

私には敵わない壁。 高くて相手からは見えていないの。 私には乗り越えられない。 私達は細い糸で繋がっている。 私には勝てないの。 原因は全部私。 すべて私のせいなの。 私だってこんな人間になりたくなかった。 自分を愛することなんて不可能だったんだ…

いじめ

いじめとは。 いつから人はバカになったの。 なんでも競争、順位をつけて。 最低限のハードルがどんどん上がっていく。 乗り越えられなかったやつは怠けてるってさ。 へらへらしてるんだってさ。 バカなんだってさ。 人を1つの物差しでしか見れないんだね。…

当たり前の縛り

当たり前のことをできないと伝えるのは難しい。 当たり前のことができないなんてありえないよね。 意味わかんないよね。でも私だって意味わかんない。 普通のことができない。謝るべき? 怠けてるわけじゃない。 一生懸命だよ。 頑張ってこれなの。 これだけ…

蜜の味は何味?

他人の不幸は蜜の味。 蜜に吸い寄せられて人々は集まり蜜の味を一度でも知ったものは抜け出せなくなる…。この悪循環から抜け出す方法は蜜をなくすこと。 蜜がなくなればそのうち寄ってこなくなる。 蜜がなくなるのはいつだろう。 そして悪口を、聞きたくもな…

苦しい箱の中

僕は勉強が嫌いではなかったんだ。 ただ、あの沢山の人がいる教室が大嫌いなだけ。 僕もその沢山の人に含まれるけど体中のエネルギーが放出されてしんどくなる。 どんどん透明になって消えてしまいそう。 先生に質問したい、答えたい。 僕は教室が大嫌い。 …

人間関係

数学の公式とか定理とか定義とかはみんな共通した理解を持ってて答えは変わりないから、間違うことはないから。 人間関係は一人一人違う定義を持っていてばらばらで教えてもくれない。聞こうともしないし理解もしようとしない。頭のなかは自分の定義ばかり。…

親友の恋心

君はなんなの。 急に間に入り込んできて。 なんか用ですか? 急にどうしたのさ。 私は何も悪いことしてないよ。 足りないものがあった? それは多分私には埋められないもの。 いつのまにか私は二番目になっていた。 順位をつけるわけでもないけどやっぱり私…

青年

ただただ打ち続ける雨に怯えながら僕は頭の中がいっぱいで。下しか見ることができない。子供の頃の僕を忘れてしまったのだろうか。小さい頃の僕はどこに行ったの?毎日見えた夕焼けは?時間という世界がない外の空気は?友達と別れるときの寂しさは?僕はい…

世話好き。

ちょっとそこの君。なぜ窓際に立っているの?そっとこっちへ来ておばあさんのお話でも聞いてもらえるかい。 僕が高校生に見えるって?そうさ。僕は17才の高校生だ。でもおばあさんのお話を聞いてくれるかい?ありがとう。聞いてくれるんだね。うれしいよ。 …

今の時代

今、目に見えるものがすべてで一瞬のうちに判断し てしまう。目にぱっと映ったときが勝負。そこで足が止まるか止まらないか。

十人十色

十人十色。 人はそれぞれ。 みんな自分と似た色の人を探している。 でもね、 ときどき自分の色を変えようとする人がいるの。 でもそんなことできないよ。 どんなに色を足しても相手の持っているその、綺麗な透き通る色にはなれないの。 無理にその人に染まら…

自分で自分を評価する。

僕は愛されてきた。 僕の隣にはいつも誰かが居てくれた。 恵まれていたんだね。 僕は頑張っているつもりだった。 その幻覚を見せてくれたのは僕のせい。 僕には下しか見えていなかった。 たくさん手をのばしていてくれていたのに。 たくさんの瞬間があったの…

間違う

同じ間違いをしてしまった。気のせいじゃなかった。目を覚ませなかった。飲み込まれてしまった。気にしてしまった。 それでも私は同じ間違いをする。

鉄のプライド

変な壁をぶち抜いてやりたい。 変なプライド。 僕にそんなものはないはずなのに。 プライドもないダメ人間なのに。 そんなもの…。 僕の変な壁が邪魔をする。 これを破れたらどんなに気持ちいいのだろう。か