小さい気持ち

文字にできる喜び

ちいさないのち

小さくてちいさな羽を一生懸命動かして必死に生きようとしていた。
もう救えない。
小さな命はもうどこにも行きようがないのだ。
助けることも潰すこともできない。
ただ目を背けることしかできない。
ちいさなとりの形をしたうごめいている物体は。
妙に命の重さを感じた。
ちいさな翼と皮膚の質感、必死になんとかしようと、動こうとしている光景は忘れられない。

黒い歌を歌う姫

周りの人は日常に励んでいるのにあなたは口から歌うように見えない人への愚かな言葉をならべている。
あなたの立場をもう一度考えなさい。
見下してばかりでは上はみえないに決まってるよね。
今とってもしんどくて辛い時期だね。真っ黒な言葉に好かれてしまうのはそのせいなの?
自らの姿を見たことがない鏡のない国のお嬢様。
あなたの姿は何色に映るのかしら。

空高く飛び込め

私には敵わない壁。
高くて相手からは見えていないの。
私には乗り越えられない。
私達は細い糸で繋がっている。
私には勝てないの。
原因は全部私。
すべて私のせいなの。
私だってこんな人間になりたくなかった。
自分を愛することなんて不可能だったんだ。
今すぐこの場から立ち去りたい。でも細い糸でつながってる人ともっと話したい。
なんて愚かな人間なの。
どこまでも愚かなの。
同じようにできないの。
私ははみ出た人間。
愚かな人間。
どれだけ頑張っても。
自分に甘い生き物。
自分が死んでも良い人間だって思ったら。
死んだらいいよ。
今まで頑張ったもん。
お疲れ様。
次は少し良い人生になるといいね。

いじめ

いじめとは。
いつから人はバカになったの。
なんでも競争、順位をつけて。
最低限のハードルがどんどん上がっていく。
乗り越えられなかったやつは怠けてるってさ。
へらへらしてるんだってさ。
バカなんだってさ。
人を1つの物差しでしか見れないんだね。
僕の人生と変わって?

当たり前の縛り

当たり前のことをできないと伝えるのは難しい。
当たり前のことができないなんてありえないよね。
意味わかんないよね。でも私だって意味わかんない。
普通のことができない。謝るべき?
怠けてるわけじゃない。
一生懸命だよ。
頑張ってこれなの。
これだけしかできないの。
あなたのところに生まれてきてごめんなさい。

蜜の味は何味?

他人の不幸は蜜の味。
蜜に吸い寄せられて人々は集まり蜜の味を一度でも知ったものは抜け出せなくなる…。この悪循環から抜け出す方法は蜜をなくすこと。
蜜がなくなればそのうち寄ってこなくなる。
蜜がなくなるのはいつだろう。
そして悪口を、聞きたくもないのに公の場で話すその姿はまさにおびき寄せ。蜜を作り出す女王はいつ気がつくのでしょう。自分が蜜を作っていることに。
もしかしたら分かっているのかもしれません。ある人には甘くてもっとほしいけどある人には吐き気がしそうで見たくもないもの。

苦しい箱の中

僕は勉強が嫌いではなかったんだ。
ただ、あの沢山の人がいる教室が大嫌いなだけ。
僕もその沢山の人に含まれるけど体中のエネルギーが放出されてしんどくなる。
どんどん透明になって消えてしまいそう。
先生に質問したい、答えたい。
僕は教室が大嫌い。
勉強がしたいんだ。