小さい気持ち

文字にできる喜び

2018-01-01から1年間の記事一覧

人間関係

数学の公式とか定理とか定義とかはみんな共通した理解を持ってて答えは変わりないから、間違うことはないから。 人間関係は一人一人違う定義を持っていてばらばらで教えてもくれない。聞こうともしないし理解もしようとしない。頭のなかは自分の定義ばかり。…

親友の恋心

君はなんなの。 急に間に入り込んできて。 なんか用ですか? 急にどうしたのさ。 私は何も悪いことしてないよ。 足りないものがあった? それは多分私には埋められないもの。 いつのまにか私は二番目になっていた。 順位をつけるわけでもないけどやっぱり私…

青年

ただただ打ち続ける雨に怯えながら僕は頭の中がいっぱいで。下しか見ることができない。子供の頃の僕を忘れてしまったのだろうか。小さい頃の僕はどこに行ったの?毎日見えた夕焼けは?時間という世界がない外の空気は?友達と別れるときの寂しさは?僕はい…

世話好き。

ちょっとそこの君。なぜ窓際に立っているの?そっとこっちへ来ておばあさんのお話でも聞いてもらえるかい。 僕が高校生に見えるって?そうさ。僕は17才の高校生だ。でもおばあさんのお話を聞いてくれるかい?ありがとう。聞いてくれるんだね。うれしいよ。 …

今の時代

今、目に見えるものがすべてで一瞬のうちに判断し てしまう。目にぱっと映ったときが勝負。そこで足が止まるか止まらないか。

十人十色

十人十色。 人はそれぞれ。 みんな自分と似た色の人を探している。 でもね、 ときどき自分の色を変えようとする人がいるの。 でもそんなことできないよ。 どんなに色を足しても相手の持っているその、綺麗な透き通る色にはなれないの。 無理にその人に染まら…

自分で自分を評価する。

僕は愛されてきた。 僕の隣にはいつも誰かが居てくれた。 恵まれていたんだね。 僕は頑張っているつもりだった。 その幻覚を見せてくれたのは僕のせい。 僕には下しか見えていなかった。 たくさん手をのばしていてくれていたのに。 たくさんの瞬間があったの…

間違う

同じ間違いをしてしまった。気のせいじゃなかった。目を覚ませなかった。飲み込まれてしまった。気にしてしまった。 それでも私は同じ間違いをする。

鉄のプライド

変な壁をぶち抜いてやりたい。 変なプライド。 僕にそんなものはないはずなのに。 プライドもないダメ人間なのに。 そんなもの…。 僕の変な壁が邪魔をする。 これを破れたらどんなに気持ちいいのだろう。か

逃げ道

嫌なことから逃げてしまいたい。 逃げたって損はしない。 なのに年をとった人間は何故か逃げてはいけないと言う。 何故なら自分よりも楽をして生きてきた人間が目に見えるところにいるのが気に入らないから。 なぜ気に入らないかって? それはその人間も逃げ…

告白

明日は休もう。 たくさん寝よう。 君が笑っていたら僕はそれで十分さ。 優しさで包み込んであげる。 何も悪くない。 よく頑張ったね。 毛布をかけてあげよう。 ふわりと安心感に包まれる。 手で目をすっとかざしたらあなたはもう夢の中。 楽しい時を過ごして…

最後の夏休みだった。

高校最後の長い休暇。何をしよう。いつのまにそんなに大きくなってしまったのだ。 僕にはまだ覚悟が足りないのに。 すぐに年寄りになって、死にたくないって思いながら死んでいくのかな。高校生らしいことってなんだろう。何を思い出にしようか。 真っ白なキ…

居場所

美しい花が咲く頃に私はそこにいなかった。葉に水がかかり、陽にキラキラと照らされているとき私はそこにいなかった。大きな羽の鳥が大空を飛んでいるときに私はそこにいなかった。 私はどこにいたのだろう。 私は穏やかで優しくて安心できる世界にいるくせ…

もう一度だけ

もう一度だけ。 もう一度だけチャンスをください。僕は甘かった。 何もできなかった。 どうして。すべては自分に還ってくる。 思い知らされた。やっぱり僕にはむりだった。優しい世界で屈みながら生きていこうか。似合うものがある。

褒め言葉

君はよく頑張った。 よくここまで生きて来ましたね。 けして平坦な道では無かったでしょう。 ほんとにすごい。 あなたは人一倍努力して人一倍みんなに合わせてきたのでしょう。 でももう、そんなものは気にしなくてもいいのです。 あなたは周りの人とどこか…

涙の行く先

人間ってなぜ泣くことができるんだろうなんのために泣けるんだろうどうして目から涙がでるんだろうきっと神様が人間のためだけにくれた贈り物なのね そんな贈り物を要らないなんて思ったことをあるかな人間には必ず必要なものなのだろう 神様から送られた贈…

透明な題名。

ちらっとのぞいてみた。なんだか楽しそう。僕は新しいものが好き。ちょっと不安な気持ち。見える先は真っ白な光に包まれている。