小さい気持ち

文字にできる喜び

世話好き。

ちょっとそこの君。

なぜ窓際に立っているの?

そっとこっちへ来ておばあさんのお話でも聞いてもらえるかい。


僕が高校生に見えるって?そうさ。僕は17才の高校生だ。でもおばあさんのお話を聞いてくれるかい?

ありがとう。聞いてくれるんだね。うれしいよ。


僕は昨日すごく辛い事があった。今までの人生の中でも一番を争うくらいの辛いことだよ。でもね、そんなとき心の中に100才のおばあさんが現れたんだ。100年の人生の中だったらそんなことはちっぽけなことだってさ。僕はびっくりしたよ。でも心が軽くなった気がしたんだ。僕の心におばあさんはいるから君の心にもいるはずだよ。そのおばあさんは僕になりたいと言っている。今の時は少しくらいやんちゃでいいの。まだまだ人生は長いからそんなに追い込まないでっていつも言うの。大丈夫はおばあさんの口癖。僕はおばあさんの事を気に入っているよ。
さぁ、もう一度窓際に立ってみたら?